2011年3月11日金曜日

再生可能エネルギーセミナー

3月9日、再生可能エネルギーセミナーで「バイオマス発電」というテーマで講演させていただく機会がありました。
風力、太陽光、小水力などの情報提供もあり、会場からは、気象条件に左右されるこれらの再生可能エネルギーは、需要と供給にミスマッチが生じるので対策が必要との意見がありました。バイオマスは、ある程度は保存できる「時間と場所を変えて生産できる時空を超えるエネルギー」ですので、上手く組み合わせて利用することが重要になります。先進国では、細かく時間帯を区切って、売電単価を変えて、エネルギー生産をコントロールする社会システムを形成しています。
バイオマスはメンテナンスが必要なエネルギーなので、地域事業者による新たな建設・運営組織の構築が必要いなります。
地域金融機関と連携したバイオマスファンドをつくり、地域社会が支援できるような仕組みが必要と思います。出資者には、配当の代わりにバイオガス液肥で栽培した「エコ農産品」や「地域ブランド産品」などを提供するなど、そのバイオマスエネルギーシステム、環境事業、地域性にあった、オリジナルの社会システムが必要ですよね。

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