2010年10月23日土曜日

地域デザインセミナー















10月23日(土) 農産物を活かした地域デザインセミナーが開催されました。昨年度から続いていて、今回は記念すべき10回目のセミナーとなりました。

講師に、
・NAC商品開発研究所代表取締役 中田晢夫さん
・株式会社良品計画 品揃え開発担当マネージャー 萩原富三郎さん
をお迎えして開催しました。

無印良品の商品開発、今現在人気のある通販サイトなどの分析データから、十勝における農産物のブランド開発の視点について、アドバイスをいただきました。

マズローさんによると5段階目で「自己実現の欲求」が最高レベルとなっているようですが、その後の欲求として、社会貢献などボランタリーなゾーンに何かを求めていくとのこと。その辺りが、今後のブランド開発のキーになります。
(写真上:左が萩原さん、右が中田さん)







2010年10月19日火曜日

あま肌 販売開始!















奄美地方のみで製造されている焼酎、それが、黒糖焼酎です。
その製造プロセスで生まれる貴重な「もろみ」を原料に開発された化粧品「あま肌」が、エコテクノ開催にあわせて販売が開始されました。

「あま肌」のパッケージデザインを担当させていただいたのが、NPOあうるず。
奄美と北海道十勝、遠く2千数百km離れたデザイン交流のきっかけが生まれたのが、2009年のエコテクノの懇親会からでした。
(思い起こせば、竹内のブログデビューがこのエコテクノ2009でした。その懇親会の写真もちゃんと投稿してあります。)


それから2カ月、東京の居酒屋で再開、夜も深まる頃、
NPOあうるずのヒヨコデザインプロジェクトにできる仕事が奄美に無いかとお願いしました。
同年大晦日には、NPOあうるず竹内が奄美大島まで出向き、アマミファッション研究所の原さん、奄美市役所の豊さんと、デザイン会議を行い、白熱、時間が足りず、朝まで黒糖焼酎を酌み交わし議論をかわしました。

初めての出会いから1年、同じエコテクノ会場で感慨無量の販売初日をむかえました。

写真:エコテクノ2010「あま肌」ブースにて、開発担当者の株式会社アマミファッション研究所の原さんと、竹内

都市型農業と循環型社会セミナー in神戸

10月16日(土)、神戸市私学会館で、「都市型農業と循環型社会セミナー~身近な資源を活用して環境・エネルギーを考える~」を開催しました。

ご来場、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

前日まで、北九州市のエコテクノに参加、ハードスケジュールでした。
神戸市北区の弓削牧場をモデルに都市型酪農のふん尿処理におけるバイオガスプラントの可能性について各分野の専門家の先生から情報提供いただき、来場者とのディスカッションを行うことができました。
(写真:開会のご挨拶をする弓削牧場弓削場長)





◆情報提供
①「メタン発酵の今日的意義と課題」
  日本大学大学院総合科学研究科 野池 達也 教授
②「神戸市弓削牧場におけるバイオガスプラントの可能性」 
  神戸大学農学部 井原 一高 助教
③「消化液の野菜栽培への利用の試み」 
  兵庫県立農林水産技術総合センター 大西 忠男 技術参与








会場とのディスカッションの冒頭、弓削牧場のバイオガスプラント計画をプロデュースしてきた帯広畜産大学梅津教授より、これまでの検討の経緯について説明。
(写真:会場では、バイオガスプラントでメタン発酵した消化液をまわして、においを嗅いでもらいました。)

















エコテクノ2010 バイオマスNPOサミット 開催!

久しぶりのブログです。前回更新のときは、まだ夏だったような、、、季刊誌化しています。)

今年も、10月13日~15日まで北九州市で開催されていました、エコテクノ2010に行ってきました。
お世話になりました皆様、どうもありがとうございました。

ブース出展と、セミナー開催をしました本事業は、NEDO新エネルギー等非営利活動推進事業の補助を受けて実施しました。(写真は、NPOあうるずブースでお客さんに説明するNPOあうるず菊池専務理事)

◆NPOあうるず展示ブース
 バイオマス、COMUNIエゾシカリュック、ソーシャルファーム、奄美黒糖焼酎化粧品「あま肌」など、幅広いジャンルの展示を行いました。

◆バイオマスNPOサミットinエコテクノ2010
 昨年のエコテクノで第1回を開催、来場者からは、「地域でバイオマスを利用したいが、やり方がわからない。」、「専門家はどこにいて、何を相談したらいいのか?」などのご意見をいただきました。
 しかし、同じような成功事例はどこかにあるはずで、その情報にたどりつくことができずに皆さん困っている状況がわかりました。
 そこで、NPOあうるずと、JORAでは、それらの問題を解決するための「プラットフォーム」づくりの準備を、1年間かけてしてきました。
 今年は、その準備の状況に説明を行い、地域のNPOからバイオマスの取り組み事例を発表していただきました。後半は来場者とのディスカッションを行いました。

地域事例発表
・北海道:NPOコミュニティシンクタンクあうるず 菊池専務理事
・長野県:NPO南信州おひさま進歩 池戸理事
・福岡県:NPO環境コア 松尾副理事長
・全 国:社団法人日本有機資源協会JORA 嶋本参与

今年は、資金面など新たな課題について話し合うことができましたので、バイオマスのプラットフォームづくりに向けて、前進したいと思います。

ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました。
(写真は上から、講師と来場者とのディスカッション
、NPO南信州おひさま進歩池戸理事、NPOあうるず菊池専務理事、JORA嶋本参与、NPO環境コア松尾副理事長)