1月14日、ポールスター札幌にて、北海道家畜バイオガスプラント事業推進協議会の会議が開催されました。発起人の鹿追町吉田町長の呼びかけに応じてこの日出席したのは、興部町硲町長、別海町水沼町長、中札内村田村村長、足寄町阿久津町長、士幌町小林町長の合計6自治体の首長と、バイオガスの担当職員さんです。
道内では50ヶ所以上でバイオガスプラントが稼働しており、家畜ふん尿処理の環境対策で効果を発揮しており、消化液の肥料効果が高いこと、ふん尿処理作業が楽になる点で高い評価を得ています。
しかし、バイオガスプラントは、建設事業費に対しては補助制度がありますが、ランニングコストに対する支援制度がなく、建設後の運営が課題となっています。
太陽光発電電力が48円/kwhで買取りが検討されている現状と比較しても、家畜ふん尿バイオガスプラントの運営面に光があたっている状況ではないといえます。
これまでの地域個々で取り組むだけのバイオガスプラント事業推進には限界があることから、本協議会の設立により組織的にバイオガスの活動を広め、国のバイオマス・環境政策に対しても地域から提言しく体制づくりを目的に設立されました。
会議では、協議会設置要綱が発表され、鹿追町吉田町長が会長に選出されました。
会議終了後は会長以下出席者全員で民主党北海道総支部に訪問して、協議会で作成したバイオガス政策に関する要望書を提出してきました。
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