2010年6月3日木曜日

雪氷冷熱エネルギー 鹿追町の巻


雪氷冷熱エネルギーは、バイオマスエネルギーなどとともに、地球温暖化防止対策として注目される新エネルギー技術のひとつです。
文字どおり、冬期間に蓄えた、「雪」、「氷」を冷気の必要な期間に使用することで、冷房・冷蔵・冷凍に必要な「電気」、「化石エネルギー」を削減するという仕組みです。
日本最大の家畜ふん尿バイオガスプラントが稼働する鹿追町では、雪氷冷熱エネルギーの取り組みも盛んで、氷室を導入して、農産物を貯蔵しています。農作物貯蔵に適した温度を保ち、氷による適度な湿度でおいしさをキープ。「じゃがいもは、冷蔵されている間、でんぷん質が糖質に変化を続け、どんどん甘くなっていく」とのこと。(役場Xさん談)
「道の駅しかおい」では、「氷室貯蔵じゃがいもパン」が販売されています、北海道の冬がつくりだした甘さがたまらない一品です。

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