2009年12月2日水曜日

農林水産省バイオマス説明会

11月27日、帯広市とかちプラザにて、農林水産省バイオマス説明会が開催されました。NPOあうるずが事務局を担当する北海道バイオマス発見活用協議会、設立10周年を迎える北海道バイオガス研究会で共同開催しました。当日は約200名と大変多くの方々にご来場いただきました。
農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課山下係長からバイオマスに関連する情報提供をいただいた他、士幌町小林町長、鹿追町吉田町長からバイオガスプラントを活かした地域振興施策についてお話いただきました。(写真、士幌町小林町長、鹿追町吉田町長、農林水産省山下係長)

興部町からは、乳牛ふん尿と水産バイオマスを原料としたバイオガスプラントの稼働状況とバイオガスを活用したまちづくりの計画について、興部町硲町長と、支倉農場の支倉博さんからご発表いただきました。
2基のバイオガスプラントを運営する釧路市仁成ファーム菊池さんからは長年の運転成果を分析、バイオガスプラントの普及に必要な社会システムについてご提案いただきました。(写真、興部町硲町長、支倉博氏、仁成ファーム菊池氏)









北海道バイオガス研究会松田会長からは日本版ニューディール政策というテーマでご講演いただき、NPOあうるず菊池専務理事から日本各地のバイオガスプラント消化液の利用事例と神戸市で開催されたバイオガスシンポジウムなど関連情報、NPOあうるず竹内から北海道バイオマス発見活用協議会の事業内容について情報提供させていただきました。
最後に帯広畜産大学梅津教授、酪農学園大学干場教授をコーディネーターに総合討論を行い、会場からも多くの意見をいただくなど活発な討論となりました。
実際にバイオエネルギーを使っている地域、利用者からの法規制改善などの要望や、今後導入を図る上での課題などが見えた説明会となりました。北海道バイオマス発見活用協議会では、これらの課題を整理し、解決策について考えていきたいと思います。

ご来場いただきました皆さん、講師の皆さん、どうもありがとうございました。

(写真、帯広畜産大学梅津教授、北海道バイオガス研究会松田会長、NPOあうるず菊池、NPOあうるず竹内、バイオマスパネル展、エタノール専用車)


















































































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