2009年12月26日土曜日

神戸市 弓削牧場・レチェールユゲ


12月20日は、東京でのソーシャルファームJAPANの総会を終えて、神戸に移動。

今年の十勝は12月で既にマイナス20℃を下回り、雪も多い!


暖かさを期待して、神戸三ノ宮に降り立ったが、何か寒い!


翌21日AM、神戸市の弓削牧場にて打ち合わせ。


外のベンチには、朝降った雪がうっすらと積もっているではありませんか?(神戸は暖かいと思っていたので、とても寒く感じました。)
神戸の寒さを感じたまま、十勝に戻ってきましたが、やっぱり十勝は寒かった。






2009ソーシャルファームジャパン第2回総会















12月20日、池袋桐杏学園会議室において、ソーシャルファームジャパン第2回総会が開催されました、全国各地から約80名の方に出席しただきました。


炭谷代表の基調講演では、設立後1年経過したソーシャルファームジャパンの活動報告と、社会的弱者が直面している厳しい雇用状況の改善に向けて、ソーシャルファームジャパンが進むべく方向性についてご講演いただきました。



NPOあうるず竹内からは、北海道芽室町の柏の里オークルで実施されている、障害者が取り組む「木質バイオマスペレットの製造・販売事業」(平成21年度内閣府地方の元気再生事業)について、古川施設長に変わり代理発表させていただきました。


武蔵野美術大学宮島教授は、ソーシャルファームブランドの構築について、自身が手がけられた、廃棄処理されていたエゾシカ革、羊毛のブランド化を例にお話いただきました。











同大野口氏からは、ソーシャルファームのロゴマークのデザインコンセプトについて御講演いただき、実際の商品イメージを紹介いただきながらお話いただきました。














NPOあうるず菊池がコーディネーターによるディスカッションでは、国際的指揮者の及川氏が、永年ライフワークとしている障害者を招待しているクラシックリサイタルについてご紹介いただきました。
また、無印良品の萩原氏、中田氏からは、消費が落ち込む現状におけるブランド開発の難しさについて、ご発言いただきました。

2009年12月10日木曜日

あうるずブース出展 エコプロダクツ2009


12月10日~12日の間、東京ビックサイトで開催されている「エコプロダクツ2009」にNPOあうるずブースを出展しています。バイオマス、COMUNIエゾシカリュック、ソーシャルファームに関する製品、パネル、資料を展示しています。今回は会場内で、十勝の食ブランドに関するヒアリング調査を実施しています、皆さんご協力よろしくお願いいたします。
北海道からは、財団法人十勝圏振興機構、びっくりドンキーなどが出展しています。
北九州コンベンション協会の古賀さん、奄美大島の豊さん、原さんにお越しいただきました、ありがとうございました。

2009年12月9日水曜日

冬来たれば春遠からじ!この言葉のありがたみとは?

今週、十勝にも本格的に雪がふり、除雪車も初出動!






地面が紅葉で染まっていたのは、ほんの1か月前だったのに。
事務所前の同じ場所で撮影した写真ですが、1か月でこんなゲキテキな▼ビフォーアフター▲を味わえるのも北海道のいいところです。
突然ですが、帯広で本格的に気象観測がはじまったのは1894年だそうです。
ちなみにその年の12月1日の最低気温はマイナス0.5℃、それから115年後の2009年12月1日の最低気温はプラス3.3℃で、観測史上の最高温度を記録しました。
ちなみに最低記録は1908年のマイナス3.6℃、1970年以降はマイナスの温度を記録していません。
12月1日の最低気温だけでみると、最大6.9℃、平均では4℃も上がっており、驚きです。昔は冬があった北海道とならないよう何かしないといけませんね。

2009年12月6日日曜日

キルギス共和国でのバイオガス普及を目指して


キルギス共和国でのバイオガスプラントの普及を目指して、帯広畜産大学特任教授の西崎邦夫氏(バイオマスリサーチ株式会社取締役)が、12月2日に日本を出発、同国での活動を開始しています。
JICAの国際協力事業で西崎氏の任期は1年間、バイオガスプラント普及のための基礎調査や、既設プラントの運転状況調査など行う予定です。キルギスが気候的には帯広よりも寒いといわれていて、バイオガスの原料など今後の調査で明らかになる条件により、プラントの技術開発も日本とは勝手が違うことが予想されます。まずは健康に気をつけて頑張ってきてくださいね。
写真は11月27日に行われた、記者会見の模様です、左から、帯広畜産大学梅津教授、西崎氏、バイオマスリサーチ社菊池社長。

2009年12月2日水曜日

農林水産省バイオマス説明会

11月27日、帯広市とかちプラザにて、農林水産省バイオマス説明会が開催されました。NPOあうるずが事務局を担当する北海道バイオマス発見活用協議会、設立10周年を迎える北海道バイオガス研究会で共同開催しました。当日は約200名と大変多くの方々にご来場いただきました。
農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課山下係長からバイオマスに関連する情報提供をいただいた他、士幌町小林町長、鹿追町吉田町長からバイオガスプラントを活かした地域振興施策についてお話いただきました。(写真、士幌町小林町長、鹿追町吉田町長、農林水産省山下係長)

興部町からは、乳牛ふん尿と水産バイオマスを原料としたバイオガスプラントの稼働状況とバイオガスを活用したまちづくりの計画について、興部町硲町長と、支倉農場の支倉博さんからご発表いただきました。
2基のバイオガスプラントを運営する釧路市仁成ファーム菊池さんからは長年の運転成果を分析、バイオガスプラントの普及に必要な社会システムについてご提案いただきました。(写真、興部町硲町長、支倉博氏、仁成ファーム菊池氏)









北海道バイオガス研究会松田会長からは日本版ニューディール政策というテーマでご講演いただき、NPOあうるず菊池専務理事から日本各地のバイオガスプラント消化液の利用事例と神戸市で開催されたバイオガスシンポジウムなど関連情報、NPOあうるず竹内から北海道バイオマス発見活用協議会の事業内容について情報提供させていただきました。
最後に帯広畜産大学梅津教授、酪農学園大学干場教授をコーディネーターに総合討論を行い、会場からも多くの意見をいただくなど活発な討論となりました。
実際にバイオエネルギーを使っている地域、利用者からの法規制改善などの要望や、今後導入を図る上での課題などが見えた説明会となりました。北海道バイオマス発見活用協議会では、これらの課題を整理し、解決策について考えていきたいと思います。

ご来場いただきました皆さん、講師の皆さん、どうもありがとうございました。

(写真、帯広畜産大学梅津教授、北海道バイオガス研究会松田会長、NPOあうるず菊池、NPOあうるず竹内、バイオマスパネル展、エタノール専用車)