2011年9月5日月曜日

帯広市 フードバレー環境・バイオマス講演会

9月3日(土)、帯広市 フードバレー環境・バイオマス講演会が、80人以上の聴講者が参加、開催されました。

農林水産省大臣官房環境政策課の郡課長補佐からは、基調講演「日本の食料・農業の現状と可能性」で、フードバレー帯広に期待を込めて、農業、食品産業、またバイオマスエネルギーに関する産業づくりについてお話いただきました。地域の産業づくりでは、各産業ででてくる資源、排出される廃棄物を利用しあう仕組みづくりにより効率的な社会システムが構築できるとのことでした。バイオマスエネルギーなど生産物も一緒で、欧州のような地域暖房システムなどみんなで利用を考えることが重要となります。同じく環境政策課の本宮技官からは、「東日本大震災における農林水産業への影響と対応」についてご報告いただきました。 (写真上、郡課長補佐、写真下本宮技官)













情報提供として、帯広畜産大学梅津教授から十勝で取り組みが進む「再生可能エネルギーとして期待されるバイオガスについて」、財団法人十勝圏振興機構大庭部長から「農業加工副産物の食品素材への有効活用」について、北海道バイオマスリサーチ株式会社代表取締役菊池からは、「十勝のバイオマス事情」をテーマに、3名から地域の状況についてお話いただきました。
農業、食品産業から廃棄物として排出されるバイオマスは、周辺産業では有用物にに代わることもあり、有効利用するための視点を持ち続けることが大事です。 (写真上から、帯広畜産大学梅津教授、財団法人十勝圏振興機構大庭部長、北海道バイオマスリサーチ株式会社代表取締役菊池)


































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